心の悩みの相談は大阪のAXIAへ
- 2024/05/04
- カウンセラーのブログ
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その他
自分の感情に責任を持ち、他人の感情を引き受けない方法
なぜ他人に振舞わされてしまうのか
カウンセリングに来られる方の中には、人間関係で悩んでいる人が多いのですが、誰かの感情の変化や性格の癖に振り回されてストレスを抱えているというケースがあります。他人に振り回されて悩みを抱えている方の思考パターンには、『~しなければならない』、『~でなければならない』という傾向があることが共通していると感じられます。
このような傾向を持っている方は、他人に振り回されていても焦点のずれた責任感や抱える必要のない罪悪感を抱えて、他人に振り回される状況を打開しないままになっていると、心理的にも物理的にも負担を抱え続けることになります。
自分の感情の責任を押し付ける人
世の中には、自分の感情に責任を持つことができず、自分が負の感情を抱えた時、その理由を他人に求めて、誰かを責める傾向の強い人がいます。『~しなければならない』、『~でなければならない』という思考パターンの人の周りに上記のような人がいるといると、その人が負の感情になった理由を自分に求められてしまい、納得のいかない罪悪感を持たされたり、物理的にも心理的にも負担を負わされてしまいます。
自分の感情の責任を押し付ける人は、他人の感情を引き受けてしまう傾向が強い人を見極める目も鋭いため、つい標的にされてしまいます。
他人の感情を引き受けてしまう人は、自分の本心では相手に言われていることに違和感や理不尽さを抱えていても、相手との関係が気まずくなったり、自分が批判されることが嫌で、相手の言動に振り回されてしまうのです。
自分の心を守るための手段
他人に振り回されたり、責任を押し付けられやすい人は、自分の本心を自覚すこと苦手なのでそれを克服することが求められます。カウンセリングでも、他人に振り回されて困っているという方からの相談を受けることが多い方です。
カウンセリングでは、自分の本心を表現できるようになってもらうこと、自分の置かれている状況を客観視できるようになって頂くことを意識してアプローチをしています。
自分の本心を自覚して表現する
他人の感情を引き受けてしまう人が、自分の感情の責任を他人に負わそうとする人から自分を守るには、自分の感情に責任をもって行動することが大切になります。相手が自分の感情の責任を押し付けようとしてきても、自分はどう思っていて、その要求を受け入れることはできないということを伝える必要があります。
しかし、他人の感情の責任を引き受けてしまいやすい人は、自己主張が苦手だという傾向があるため、それは難しいと感じてしまうかもしれません。
ただ、それでも自分の本心に気づき、それを表現して自分を守ること、大切にすることができるのは自分自身です。
もし、他人が手助けできるとしたら、話を聴いてその人が自分の本心に気づけるように促すこと、行動ができるように少し背中を押すことくらいです
人に話を聴いてもらうことで得られる効果
もし、あなたが他人に振り回されて、違和感や不快感、負担を感じているのであれば、感じていることに責任を持つのも自分自身です。『おかしいな』と思っているのであれば、誰かに相談することも一つの方法です。
話を聴いてもらうことは、自分の本心をしっかりと確認することもできますが、自分と自分を振り回している人との関係性を客観的に捉えることもできます。
自分の置かれている状況を客観的に捉えることがができるだけでも、それが相手に自分の本心を主張する勇気を生むこともあります。
自分の周囲に、その人の感情の責任を他人に負わせる人がいても、自分自身はその人の影響を受けて生じた負の感情の責任を負ってもらおうとしても心は 楽にはなりません。
もしそれで心が楽になるのであれば、自分の周囲の人も何度も責任を他人に負わせようとしてこないはずです。
自分の感情が負の状態になったとしても、その感情から抜け出すためには自分が責任を負って行動をするということが大切です。
行動を起こすために、話を聴いてもらったり、アドバイスをもらうことが必要であれば、話を聴いてもらってもいいと思います。
他人の感情の責任を負わされて、振り回されることが多いなと感じる方は、その状態をずっと続けないために行動していただくことが大切だと思います。
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