カウンセラーを変えたい方へ
カウンセリングを継続している中で、担当のカウンセラーを変えてみたいと思う人もおられます。
でも、今担当してくれているカウンセラーにそれを言いずらいという人が多いようです。
しかし、カウンセラーを変えたいと思うには理由があり、変えることでカウンセリングが進展して悩みが解決に向かうこともあるので、私は担当のカウンセラーを変えることが良くないことだとは思っていません。
カウンセラーを変えてみたいと思っている人は、下記の内容を確認してみて下さい。
その上で担当を変えて欲しいということがあれば、現在の担当カウンセラーに伝えてみて下さい。
場合によっては、他のカウンセリングルームに行ってみたいという人もおられると思うので、それも遠慮せず伝えて頂ければと思います。
カウンセラーを変えたいと思う時
カウンセラーを変えたいと思う理由はさまざまです。
主に下記のようなケースで担当を変えたいと思うのではないでしょうか。
カウンセラーに問題がある時
カウンセラーがしっかりと話を聴いてくれない、何かを売りつけようとしてくる、カウンセラーの話を聴かされている、不誠実さや不潔さを感じる、明らかに知識が無いということがわかる、などという理由の場合は、すぐにでもカウンセラーを変えた方が良いかと思います。
カウンセラーに不満や疑問がある時
カウンセリングを受けていて、カウンセラーを基本的には信頼ができるけど、不満や疑問が生じたという場合は、それをカウンセラーに伝えるというのも一つの方法です。
こちらの思いを伝えることで、その後のカウンセリングが良い展開になることもあります。
もし、不満や疑問を投げかけることが出来そうなカウンセラーであれば、自分の思っていることを伝えた上で、それに対して返答を受けた上で検討しても良いかと思います。
カウンセラーに特別な好意を持つようになった場合
カウンセラーが異性の場合、クライエントがカウンセラーに特別な好意を持つようになることもあります。
この場合は、カウンセラーを変えるかどうかという判断が難しいケースです。
クライエントがカウンセラーに特別な好意を持つようになることは、陽性転移という心の働きなので、場合によってはその心の働きの中に悩みの解決につながる要素があるという場合もあるのですが、陽性転移をクライエントの悩みの解決につなげることができるカウンセラーばかりではありません。
もし、カウンセラーに特別な感情を持ってしまって、それを伝える人もおられます。
自分の気持ちを伝えた時、個人的に連絡先を交換しよう、カウンセリングの時間以外で会おうとカウンセラーから言ってきたら、迷わずカウンセラーを変えて下さい。
クライエントからの陽性転移を利用して個人的な関係になろうとするカウンセラーは問題があります。
カウンセラーに自分の思いを伝える時は、このことを強く肝に銘じておいてください。
もちろん、自分の思いをカウンセラーに伝えることなく、別のカウンセラーを探しても良いと思います。
他のカウンセラーのカウンセリングを体験したくなった
カウンセリングを受けることでその有効性を感じるようになり、カウンセリングの中で得たことを生活に活かせるようになってきた時、別のカウンセラーはどんなカウンセリングをするのだろうかという疑問を感じたなら、カウンセラーを変えるのも良いと思います。
他のカウンセラーに相談してみて、新しいカウンセラーに変えてもいいし、自分の中でそれぞれのカウンセリングの内容を整理できるなら、2人くらいなら同時にカウンセリングを受けても良いと思います。
もちろん、新しいカウンセラーよりも、もともと利用していたカウンセラーの方が良いと思ったら、元のカウンセラーに戻ればいいと思います。
ちなみに・・・
AXIAには複数のカウンセラーがいますので、AXIAの中で担当のカウンセラーを変えたいという方は遠慮なくお申し出下さい。
場合によっては、担当を変えない方が良いと進言させて頂くかもしれませんが、基本的には担当カウンセラーの変更も可能です。