カウンセリングオフィスAXIAでは、夫婦関係や結婚生活の問題に関する相談にお応えします。
結婚生活に関する悩み相談では、夫婦一緒にカウンセリングを受けたいという方もおられますが、夫や妻には内緒で1人で相談したいという方もおられます。
このページでは、一人で相談をしたいという方のためカウンセリングについてのご案内と説明を行っています。
1人でカウンセリングを受けたいという方へ
夫婦関係、結婚生活で悩みや課題を抱えている方から、夫もしくは妻に内緒でカウンセリングを受けたいという依頼があります。
現在抱えている悩みや課題の内容、夫婦の関係を考えると一人で相談したいというケースもあれば、夫婦で一緒にカウンセリングを受けた方が良いとは
思っているが、まずは自分が相談をしたいという人もおられます。
理由は人によって違いますが、まずは1人でカウンセリングを受けて心の整理や今後の方向性を考えておきたいという方、自分が先にカウンセラーに会い、カウンセリングルームの様子を見ておきたかったという方、パートナーに話せないことがあるという方などがおられます。
1人で夫婦や家族のことについてカウンセリングを受けたいという方の相談内容はさまざまですが、主に下記のような相談が多いです。
・パートナーとの性格や価値観の違いで悩んでいる
・パートナーがギャンブルや浪費などのお金の問題を抱えている
・夫婦間で子育ての方針、子供への関わり方で意見が対立する
・パートナーの浮気、不倫で悩んでいる
・離婚を考えているが、決断の前に考えを整理したい
・SEXレスで悩んでいる
このような相談で、夫もしくは妻には内緒でカウンセリングを受けたいという依頼があります。
カウンセリングの守秘義務
夫婦関係や結婚生活に関する相談に、夫か妻のどちらか一方が来られた場合、来談の有無、話の内容を配偶者に伝えることはありません。
夫婦と言えど、カウンセリングで得た情報は守秘義務によって守られます。
もし、相談内容やカウンセリングの経過の中で、話していただいた内容を夫婦間で共有した方が解決に近づくとカウンセラーが判断した場合は、許可をいただいた上で配偶者に伝えることもあります。
相談内容によっては、本当は相手に伝えたいし、伝えた方が良いことだけど、話す勇気がないということもあり、そのような場合はカウンセリングという
機会を使って夫婦間で話をしていただくことも可能です。
このようなケースでも、カウンセラーが勝手に配偶者に話を伝えるのではなく、カウンセリングの場で夫婦同士で話をしてもらったり、夫婦同席のもとでカウンセラーが許可を得た上で話を致します。
カウンセリングによる解決の流れ
夫婦のどちらか一方がカウンセリングに来られるケースでは、解決に向けて2つの流れに分かれます。
1つは、カウンセリングに通っていることを配偶者に内緒のまま、もしくは伝えても相談に来るのはひとりのままで問題が解決に向かうケース。
もう1つは、最初はひとりでカウンセリングを受けて、経過の中で夫婦一緒に相談に来て問題が解決に向かうケースです。
1人でカウンセリングを受け続けるケース
カウンセリングを受ける上で大切なのは、カウンセリングを受けたことが日常に変化を生むという点です。
夫婦のコミュニケーションの変化、ストレスレベルの変化、夫婦間の相互理解の変化など、夫婦関係の問題となっている要因に変化が生じることで問題が
解決に向かっていくことがあります。
また、カウンセリングによりクライエントの心の状態が良くなった場合、その影響は身近な家族にも伝わる可能性があると言われています。
影響が家族にも伝わっていくので、夫婦のどちらか一方だけがカウンセリングを受けていたとしても、夫婦間に変化が生まれて問題が解決していくことがあります。
途中から一緒にカウンセリングを受けるケース
ひとりで何度かカウンセリングを受けていく中で、夫婦一緒にカウンセリングを受けるようになるケースでも夫婦のコミュニケーションの変化、ストレス
レベルの変化、夫婦間の相互理解の変化が起きるという点と、それによって問題が解決に向かっていくという点は同じです。
ただ、二人で受ける方が問題の解決が早くなるし、最初にカウンセリングを受けていた人の負担も小さくなると言えます。
夫婦の悩みや課題を解決したいと感じた時、どのような形でカウンセリングを利用するかは、現在の夫婦関係や相談内容、自分の気持ちの状態などを考慮して決めていただければと思います。