親子関係を負担に感じている方のカウンセリング｜カウンセリングは大阪のＡＸＩＡへ（大阪南森町）

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親子関係を負担に感じている方のカウンセリング

2020/11/16: 相談事例

親子関係で悩み続けている方へ

親子関係の悩みを抱えていて、それが大人になってからの人生にも影響している人もたくさんおられます。
弊社には、「親との関係で悩んでいる」、「自分はアダルトチルドレンかもしれない」、「昔から生きづらさを抱えている」という形でカウンセリングの依頼が入ってきます。

毒親という言葉が表している現状

いつしか“毒親”という言葉で問題のある親のことを表現されるようになりました。
この言葉が広まった背景には、世の中には親子関係で悩みを抱えた方がたくさんいて、毒親という言葉が表す親子関係に共感する人がたくさんいたということが言えるのではないでしょうか。

毒親という言葉が広まったという事実は、それだけ親子関係に悩んできた人の多さを物語っています。
このような現状から、カウンセラーとして親子関係の悩みを克服していく支援の重要さを感じています。

親から受けた対応が人生に与える影響

親との関係が大人になってからの生きづらさにつながるのは、親から受けた対応や親に対して感じたことが自分の心の働きや行動に影響を与えているからです。
そのため生きづらさを解消すること、親子関係の悩みを軽減するためには、自分が受けた影響と今の自分との関係を自覚することが必要になります。

親子関係が与える生き方への影響

親子関係は、人間が成長する過程で認知、感情のコントロール、行動などに影響を与えます。
親から子供への接し方、親の考え方、親の感情処理と行動の習慣などは、子供に直接影響がある場合もあれば、親を見て子供が学習するという場合もあり、どちらの場合でも子供の成長に影響を与えているのです。

親とは生まれた時から一緒にいるので、親との生活は子供にとっては習慣です。
習慣ということは、毎日繰り返していることなので、脳はその繰り返しの影響を受けて発達していきます。
その結果、社会で生きていく上で望ましい認知を持ち、感情をコントロールする力が養え、行動が身に付けばいいのですが、問題のある親に育てられると認知が歪み、感情が上手くコントロールできない、問題のある行動をしてしまうという可能性が高くなります。
そうなると生きづらさを抱えること、人間関係が上手く築けないこと、ストレスを抱えて健康を損ねやすいことなどにつながっていくのです。

親子関係による生きづらさと人格形成

『自分はどうしていつもこんな思いをするんだろう』
『なぜいつも同じことでつまづいているんだろう』
『どうして人間関係を上手く築けないんだろう』
『いつも不安な気持ちになるのはなぜだろう』

というような感覚は、無自覚に形成された人格の影響しています。
人格とは、その人の性格の中でほぼ無意識で働いている特徴のことを言います。

無意識の働きが、健康、人間関係、お金の使い方、物事への取り組み方などに悪い形で影響していたら、生きづらさが生じてしまいます。
そのため、自分の人格を把握して改善していくことが必要になるのです。

カウンセリングでは、親子関係を振り返ってもらうことで、自分という人間の人格を自覚して、どのように改善していくことが望ましいのかアドバイスも行っています。

親子関係は自分の子育てにも影響する

親子関係は、自分の子供に対する接し方にも影響しています。
人はどうしても自分の人生観、経験をもとに子供を育てようとします。

当然、親として自分の人生観や経験を伝えていくことは大切で、それが子供の物の考え方を形成していく土台となるのですが、その人生観や経験談に大きな偏りがあったり、子供の感性や関心を見てあげることなく親からの一方的なメッセージを伝えた場合は、そこにいくら愛情があっても、子供にいい影響を与えているとは言えない場合があります。

本当は子育てをしていくためには、、人間には生まれつき備わった特性があり、それが人格形成の土台となること、そしてその特性は、必ずしも親と一致しないということ、また子供には心の発達段階というものがあり、しつけや教育を行うにも適したタイミングがあるということ、親が伝えたいことは子供が愛情を感じているから伝わるということなど・・・

子育てをする上で専門的で役に立つ知識をある程度知った上で子育てをすることが、親にも子供にも望ましいことです。