自分は性依存症かも知れないとお悩みの方へ
大阪のカウンセリングオフィスAXIAでは、性依存症の克服を支援するためのカウンセリングを行っています。
性依存症は、自分の意思で改善することは難しい上に、改善できないことによってさまざまな問題を生むので、もしかしたら性依存症かもしれないと感じた時点で相談に行くことが望ましいです。
性依存症のカウンセリングの入り口
性依存症の改善のためには、性依存症のご本人がカウンセリングを受けて頂く必要があります。
カウンセリングの中で自分の行動とその背景にある心理描写を見つめ直し、不適切な行動を止めるとともに欲求充足のための適切な行動を身につけていくことが求められます。
しかし、依存症の人は自分の問題点を認められない人も多く、カウンセラーに相談することを拒否する場合があります。
性依存症の当事者がカウンセラーに相談することを拒否する場合、先に妻や両親などの家族が相談に来られることがあります。
家族が問題意識を持っている場合は、家族が性依存症に関する正しい知識を得て、当事者の性依存症がどのような傾向と深刻度なのかを理解して、最終的に本人をカウンセリングに促すというケースもあります。
性依存症のカウンセリングは、当事者が自らカウンセラーに相談に来られることが望ましいのですが、本人がそれを拒否する場合は問題がさらに深刻になる前にご家族から相談に来られることをお勧めします。
また、性依存症は、自分の意思の力だけでは克服することが難しい病気なので、家族が性依存症の知識を得ることや当事者の性依存症への理解を深めることは改善の助けになります。
性依存の定義と範囲
性依存症とは、性的関心を満たす行動に依存している状態を指すので、性行為に関する依存だけでなく、ポルノ収集や自慰行為も歯止めが利かないレベルであるのなら性依存症です。
具体的な行為や状態としては、下記のような内容が性依存症に当てはまります。
性的倒錯といって、特定の年齢層や服装の女性への性的関心が強い、下着が制服など女性が身につけていたものへの執着が強い場合。
さらに痴漢、盗撮、のぞき、露出などの性犯罪。
自分に自信を持つため、不安を緩和するためにセックスをしたり、セックスの後に罪悪感や虚しさ、後悔の念が生汁という状態。
性行為に関しては、不特定多数の人と関係を持つ、初対面の人とセックスをすることが良くあるというのも性依存症です。
性依存になると、上記のような行動をリスクやデメリットを考えずに欲求を満たすための行動を繰り返し起こすようになります。
性依存症は自分の意思で止められない
性依存症の人は、セックスやマスターベーションによって社会的、心理的、身体的、経済的な損失があると感じていながらもそれらの行為を抑制することができません。
それは、依存行為を繰り返すことによって脳内に刺激を受けたら強烈な衝動が起きる回路ができてしまっている可能性があるからです。
性依存症の方は、人間関係や金銭的なダメージを受けたり、逮捕されたりして、罪悪感や後悔の念を抱えていることも多いのですが、それでも止められないためカウンセリングが必要になります。
性依存症になる心理的な理由は複雑であることが多いので、罪悪感や後悔を抱えて反省を繰り返しても改善しないためカウンセラーに話を聴いてもらいながら改善を進めて欲しいと思います。
性依存症から派生する問題
性依存症は、行動に異常が生じる心の病なので、性依存的な行動によって新しい問題を生んでしまいます。
- 恋人や妻に浮気がバレて別れ話や離婚話になる
- 女性から慰謝料を求められることがある
- 結婚を決断する前に女性を妊娠させてしまう
- 犯罪行為を行い逮捕されてしまう
- 性病になってしまう
できることならカウンセリングには、上記のような問題が起きる前に来てほしいのですが、多くの人は問題が生じてからカウンセリングに来られます。
そうなると性的な行為に関する依存を改善するということと、性依存症によって生じた問題を解決するということを並行して進めて行かなければならなくなります。
もし、このページを読んでおられる段階で性依存症の影響で上記のような問題が発生している場合は、すぐにカウンセリングにお越し下さい。
当オフィスのカウンセラーは、性依存症の相談実績が豊富ですので、複雑化した問題に対するカウンセリングを行うことも可能です。
場合によっては、恋人や家族と一緒に相談に来る必要もあるかと思います。
人によっては裁判を控えている中で相談に来る方もおられます。
どのような状況の中で相談に来られるかによってカウンセリングの進め方も違ってくるので、実績のあるカウンセラーに相談することが望ましいと言えます。
性依存症の克服を目指すカウンセリング
性依存症を解決するためには、自分がなぜ性的快楽に依存してるのかという気づいて、欲求の適切な抑制と適切な満たし方を習慣化していく必要があります。
性依存症になっている人は、自分の行為を正当化してしまう認知の歪みを持っているので、カウンセリングでは認知の歪みを正していくことに力を入れます。
性依存症が改善されない、不適切な行動が止められないという人は、認知の歪みを正すことができていない、認知の変化を維持できていないという特徴があります。
またカウンセリングでは、ストレスコントロールを行うことにより、ストレスが依存行動の引き金にならないようにストレスのケア、生活のアドバイスを行っていきます。
性依存症を克服するメリット
性依存症を克服した状態というのは、生活習慣が変化しています。
生活習慣が変化は、時間の使い方と人付き合いの変化に表れてきます。
何かに依存をするということは、その行為を行うことに時間を使っているので、依存行動をしなくなると時間に余裕が生まれるのです。
依存行為に使っていた時間を自分の成長のために使ったり、会うことによって自分が成長すると感じる人との時間に使ったりすることもできるようになります。
もちろん家族と過ごす時間が増えることで、夫婦関係に変化がうまれるようになったり、子供の精神状態が安定して笑顔が増えるようになってきます。
性依存症を克服するということは、健康、人間関係、財産、時間など多くの点に良い影響が表れるようになります。
自分は性依存症かも知れないと感じているのに、その状態を放置していると健康、人間関係、財産、時間などがどんどん損なわれていきます。
性依存症だと感じておられる場合は、一日も早く克服を目指してカウンセラーにご相談下さい。